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夏は受験の天王山

 「夏は受験の天王山」という言葉はよく聞きますよね。そもそも、天王山とは京都府乙訓郡大山崎町の山で、天王山の戦いといえば本能寺の変の後に羽柴秀吉と明智光秀が天下をかけて戦った、世を分けることになる戦いのことを指します。この戦いのときに秀吉が先に天王山を占拠したことが勝敗の大きな分かれ目になりました。このことから「勝負を大きく左右する重要な局面」のときに「天王山」という言葉が使われるようになりました。つまり、夏休みは、受験の合否に大きく影響する重要な時期となります。

 

 皆さんの手元には、すでに夏期講習の案内が届いていると思います。塾によっては、普段の授業がストップし、講習用の時間割が新たに組まれるパターンと、夜の通常授業はありながら、講習授業がプラスされるパターンに分かれます。どちらにしても、まとまった学習時間が確保できる夏休みは弱点の克服や基礎固めの最後のチャンスになります。夏休み以降は、いよいよ志望校の過去問に取り組むなど実践の場に移っていきますよ。

 

 夏休みを有効に使うために重要なことは「事前の準備」です。まずは夏休みのスケジュールを明確にしましょう。できれば家族で共有できるカレンダーを使って、夏期講習の授業日と休日、そして授業時間を確認してください。そうすると、自宅学習にあてることができる時間がつかめます。そこから、「授業の復習」はこの時間、「個別課題」はこの時間、などと、ざっくりと決めていきましょう。すると個別課題にあてることができる時間数や、1日の生活の流れが見えてきます。「小学校の課題」にあてる時間も忘れずに。

 

 次に、「個別課題」を具体化しましょう。どの科目を優先させるのか、どの単元に取り組むのか、どの教材に取り組むのか、などを明確化する。これをせずに夏休みに入ってしまうとあっという間に時間だけが過ぎていくことになります。それは避けたいところですね。今なら、塾の先生にも相談ができます。何をすればよいか、よく分からないなぁと感じたら、担当の先生に遠慮なく聞いてください。

 

 夏休みまであと1か月以上あります。この時期に、お子様といっしょに夏の予定を決めていくことで、現状の確認をすることもできますし、お子様の頑張る意欲もでてきます。ただし、あまり無理をして破綻してしまうと、負のイメージが残ってしまいます。無理のない予定作成をこころがけてくださいね。

 

 志望校合格を目指して皆さんがんばりましょう!

 

 

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